私はヨガをするようになってから多くのものを学んだし、大切なことを得た気がします。ポーズをとって体を整えることはもちろんのことですが、それ以上に精神的な面での成長も感じはじめています。
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とはいえ、長いこと身体的な面に目を向け続けてきたことは確かです。どうしたらもっと美しくポーズがとれるか?どうしたらもっと高度なポーズができるようになるか?そういったことをずっと考えながらヨガをしていたように思います。
しかしヨガのポーズをとりながら集中するうちに、自分ひとりの時間を持つこと、自分と向き合うことの喜びを知るようになりました。普段の生活では、常に他人が気になったり、誰かの意見を聞いていないと不安だったりしていた私。自分の軸をしっかりと持てないことはコンプレックスになっていました。
ヨガは誰かと競争する必要がありません。自分の呼吸に合わせて、自分の体の声を聞きます。静かに集中するうちに、心は穏やかになり自分の本当の望みが見えてきます。そうするうちに、必要以上に他人を求める気持ちが薄れていきました。これは瞑想による効果も大きかったかもしれません。
そして一番重要なことは、利他主義の考えを学んだことです。自分が精神的に自立していくうちに、他人に何かを求めることよりも、自分が他人に何ができるかを考えるようになっていきます。自分の利益ではなく他者の利益を求めること。日常のいろいろな判断の中で、その割合が少しずつ増えていきます。
そうすると、自分の心も軽くなり幸せを感じることが多くなりました。